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街道の奥にあるLAB.より聴こえるビーツ。一説によるとウルトラマンの子供が作っているらしい。ここではMANTLEもしくはMANDRILLと呼ばれている男。静かに熱量を帯びたDOPEを纏うシングル。今、確かにHIP HOPだと言い切れる数少ない作品の一つがこのVINYL。 TETRAD THE GANG OF FOURが集まり、耳に粘り着くように残るSTREET TALKを始める。何かの続きで何かの始まりが回り続ける。MANTLEとTETRAD THE GANG OF FOUR。タイトルは「MAWARIWAWANA」。感覚に迫ってくるモノクロームと焼けたカラーの作品の始まり。 CRACKS BROTHERSとNIPPS。同じCHAMBERで学び合うこの組み合わせは、意外なことにこれが初の手合わせ。ジェダイに導かれるように揃うメンバーによる「ILL」なMURDER HIP HOP。CRACKだけどCRACKじゃないアンカットHIP HOP。引き続きfebbはその場に残り、DOGGIES / DMFからKNZZが登場する。マスターNIPPSはもちろんそこにいる。JAPANESE SWORDSが交差するギラギラとした少し温度を落とした空気が支配する。「febb、KNZZ、HIBAHIHIとMANTLE」。完璧に伝わる光と闇の交錯するストリートとHIP HOP。今作品はBLACKNESS / DARKNESSが徹底されている。その中で、場面場面、瞬間瞬間をラッパーがその色と光でストーリーとシーンを描いている。間違いなくMANTLEを代表する作品であり、最最最高濃度のHIP HOP作品である。 JELLY FLASHによるアートワーク。高濃度の所でいつも牙を研ぐMANTLEの姿。その全てを目と耳に焼き付けて欲しい。気づいたら並のSHITじゃイケなくなる。